【飯田橋】ファシリテーショングラフィック勉強会に参加してきました!

2019年2月24日

文章力は書くほど磨かれる

コミュニケーションに文章力は欠かせないと思い、ブログやイベントページの記事投稿、仕事での議事録や日報、メール、シェアハウスのFacebook記事やお知り合いのメルマガのブログ移行作業、SNSの投稿や毎日の日記など意識的に文章と向き合う時間を増やすことで、周りの方から文章力を褒められることが多くなりました。

私のブログやSNSの投稿をしっかり読んでくれている人もいて、たまに「ブログ読んでるよ!」とか「Facebookの投稿見てるよ!」と嬉しい言葉をもらっています。

文章だけでは読まれない

文章力を2年以上磨いてきた私が最近感じるのは、ブログなど「文章だけでは読んでくれる人が限られてしまうのではないか?」ということ。実際、文章アレルギーで本を全く読まない人もいるし、せっかく時間をかけて書いた文章も「文字だけだと読む人はごくごく限られてしまう」と感じるのです。

そんな私は最近、「図解する」ということに興味を持ち始めました。

ファシグラ勉強会に参加してきました!

グラレコ

飯田橋駅直結の「東京ボランティアセンター」の会議室で毎月平日の夜に開催されている、ファシリテーショングラフィック勉強会に参加してきました!

ファシリテーション・グラフィックとは? 

ファシリテーションを行う時、「何について(議論の対象)、どのように(議論の構造)話しているか」参加者の認識を一致させるために、発言を記録・図式化したもののこと。色々な手法がある。

Wikipediaより引用

各種の会議やまちづくりワークショップなどの場面で活用される。ホワイトボード、模造紙などを使い、その場の参加者全員に見えるように記録をとっていくことで、下記のような効果が期待できる。

1.話の流れを俯瞰でき、論点がわかりやすくなる。
2.触発されて新しい意見やアイデアが生まれやすくなる。
3.感情的な論争をさけることができる。
4.冗長な発言や繰り返しを減らすことができる。

一般的な「書記」の役割と重なる部分も多いが、単なる発言内容の記録にとどまらず会議の進行や論点整理などプロセスに関与する点が「ファシリテーション」の一手法であるとされる。

ファシリテーショングラフィック勉強会イベントページより引用

グラレコ

会場である会議室の壁や机には、ファシグラのポイントやコツについて書かれてある模造紙がいっぱいありました。

まずはウォーミングアップ!準備のワーク

グラレコ

まずは講師の方より簡単にファシグラのレクチャー。
ペンの持ち方や色の使い方など教わり、ポイントを知ってから早速実践です。

グラレコ

自分の名前と今の気持ち、今日の勉強会で達成したい目標を書いてグループごとに自己紹介。
「今の気持ちに当てはまるアイコンを1つ書いてみる」というのがマストなのですが、普段絵を描かないので何を描くかちょっと悩みました。

お手本のお題メニューを参考にしながら文字を書く練習。
「縦線は太く、横線は細く」の文字の方の基本を大事にしながら書いていきます。
色の使い方、文字の囲み方、行頭記号もバリエーションが増やせると議題に合わせて選べそうですね。

グラレコ

実際に線を引いたりシンプルな図形を書いたりしました。

何でもまずどんどんやってみることが大事!
ファシグラもまずたくさん書いてみるとどんどん上達する、とのことです。

人の話を1つにまとめてみる「練習のワーク」

グラレコ

次は、グループの1人が1分半喋る内容をA3の模造紙にまとめていくワーク。
短い時間のスピーチなので文字に起こすことはできるのですが、見やすくまとめるのが難しいです。
書きながらも整理していくことや、ベースカラーだけではなくアクセントカラーを足して見やすくするセンスが必要だと思いました。

そして何よりイラストが出てこない!普段から絵を描いて引き出しを増やしていくことが大事ですね。

また主旨とは関係ないですが短いスピーチを人前で行う機会がないので話すトレーニングにもなるし、自分の話した内容を他の方が文字や絵にまとめてくださるのは嬉しいと思いました。

上のグラレコは、糖尿病予備軍のお母さんについての話。
参加者の方のお母さんは専業主婦で、糖尿病予備軍。原因は普段運動せずゴロゴロしていて、お菓子ばかり食べているから。
そんなお母さんはお菓子を食べるのをやめるだけで3kg痩せて糖尿病を未然に防ぐことが出来たそうです。

ファシグラ勉強会から3日経ってからこの記事を書いてますが1枚の模造紙を見返すだけで鮮明に思い出すことが出来ました。
普段の何気ない日常会話もこのように記録に残すと後で思い出せるので楽しそうですね。

グラレコ

ソロキャンプにハマっている話。
某アニメの影響でソロキャンプに注目が集まっていて、昔よりソロキャンパーが増えているので1人でも行っても淋しくないとのことです。バイクでキャンプ場まで行って、テントを設営して、日暮れを眺めながらごはんとビールを楽しんだら9時に寝て、早朝の4時に目が覚めると1日の流れを話されていたので描いてみました。

グラレコ

青ヶ島に行ってみたい話。
ライターでどこでも仕事ができるので将来の夢は旅をしながら仕事をすること。
今行ってみたいところは東京都内にある青ヶ島というところ。二重カルデラという特殊な地形でくぼみが二つある。
どうやって行くかというと竹島桟橋から海路だと船、空路だとヘリコプターで行く。船は欠航になってしまうことが多いらしい。
みんなが話題にするような場所よりも知る人ぞ知る場所に行ってみたいとのことです。

グラレコ

最近買ったバーミキュラという無水鍋の話。
引っ越し記念にちょっと奮発して買った無水鍋がとても良い買い物だったとのこと。理由は、野菜と塩だけ入れて加熱するだけで美味しい料理ができるから。ただ放っておけばいいし、その間に他の料理もできるし、素材の味が楽しるので今大活躍中。

イラストの引き出しを増やす「アイコンのワーク」

グラレコ

実際に手を動かしてみたら自分の頭の中に単語や文章を絵に変えるための引き出しがないことに気が付きました。
会議の場ですらすらと絵を描くには、普段から自分の引き出しの中に文字を絵に変えるアイコンを入れておくことが大事です。

そのためのワークとして、グループで絵しりとりをしました。
しりとりもお絵描きも普段行わないので頭の体操になるし、みんなでひとつのものを作り上げる達成感や絵を通してコミュニケーションがとれるので楽しかったです。

言葉をアイコン化してみる「アイコンを考えるワーク」

グラレコ

最後のワークは会議でよく使われる言葉をアイコンにしてみるワーク。これも普段考えてないとなかなか出てこないです。

1つ目は「重要」のアイコン。「びっくりマーク」「星」「電球」「花丸」「二重丸」をなんとかひねり出しましたが、他の方のを見ると「チェックボックス」も確かに重要を表すなぁと思いました。

グラレコ
2つ目は「決定」のアイコン。まず「重要」との差別化が難しい。「旗」とか「ピースマーク」とかかな?
頭の柔軟性も試されますね。

ファシグラはあらゆる場面で役に立つツール

普段会議に出席する機会がない方でも、自分の頭の中を整理するときなど物事を理解する手段の一つとして図解力は役に立ちます。
こちらの勉強会もほとんど初めましての方ばかりなので気軽に参加してみてください。

ファシリテーショングラフィック勉強会ホームページ

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小西 真和 (こにし まな)

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