【おとなの500人キャンプ2018】わたしの86人キャンプ

参加のきっかけは、「私でも友達ができるかも」

おとなの500人キャンプ

わたしが500人キャンプに
参加しようと思ったのは、
自分が住んでるシェアハウスの
リビングで行われたイベントの参加者が、
「それまで全然友達がいなかったのに、
500人キャンプに参加してから友達が増えた!」
「キャンプ中は一人になる時間ない!」と聞いて、
人見知りで引っ込み思案で
友達が全然いなくて
知らない人が集まるイベントで
ぼっちになる私でも
ともだちができるかもしれない!
と希望を持ったのがきっかけです。

おとなの500人キャンプ

その興味を持つきっかけとなったイベントが、
2017年の夏だったのですが、
デザインの勉強や転職したばかりなど
スキルアップやライフイベントで
いっぱいいっぱいだったのと、
スタッフとして活動したい気持ちがあったので
参加を断念しました。

ワークの学びに感動しスタッフ参加を決意

おとなの500人キャンプ

そして、2018年の春。
もともと500人キャンプの参加経験があって、
同じシェアハウスに住んでいたさとみんの紹介で
第1回スタッフミーティングに参加しました。
そこでは、代表のわんちゃんが
アイスブレイクで参加者の氷を溶かして、
ワークを通して価値観の違いを伝えていたのに感銘し、
「この人とならきっと良いイベントが作れる!」
と感じたのでスタッフとしての参加を決めました。

全体MTGから話を「聴く」大切さを学ぶ

おとなの500人キャンプ

全体MTGのコミュニケーションワークの中で
一番印象に残っているのは、
普段の受け取ったメッセージや
話を聞くときのリアクションを見直すワークです。
2人ペアになり、
片方は一生懸命に最近あった良かったことを話すのに、
片方は興味がなさそうに他のところを見たり、無表情。
スタッフ同士メッセンジャーでやり取りするけど
送ったメッセージに何もリアクションがなかったら
どんな気持ちになるだろう?
話を聞いているときに興味がなさそうだったら
どんな気持ちになるだろう?
このワークをしてから、自分の中の
メッセージへのレスポンスへの姿勢、
話を聞く姿勢への意識は大きく変わり、
自分に対してメッセージを届けてくれてる人に対して
目を見て相づちとうなずき、合いの手を入れたり、
すぐに返事を出すようにしたり、感謝は具体的に伝えたり、
相手とのコミュニケーションを潤滑にするため
安心や幸せを与えることを考えて
受け止めるようになりました。

積極性から広報部部長に任命

おとなの500人キャンプ

もともと情報を発信したり、
自分の体験したことを文章にして
人に伝えることが好きなので
ミーティングの内容を記事にまとめたら
わんちゃんが分かりやすくまとめてくれてありがとう!
と喜んでくれて、自分の第一希望の広報部に入部。
なかなか部内ミーティングの調整が進まないので
勝手に仕切っていたら部長に任命されました。

おとなの500人キャンプ

「部長として大事なのはマネジメントもだけど、
ムードメーカーとして活動を楽しくすることだよ」
と、言われたものの極度の人見知りで引っ込み思案で
大勢の場も苦手な私には難しく、
500人集める目標のためにチームのみんなを引っ張る
リーダーシップや集客ノウハウ、
コミュニケーション力がありませんでした。
自己中心的でうまく人と関われずな私を
周りのメンバーに支えてもらいました。

おとなの500人キャンプ

リーダーというよりは
秘書とかサブリーダーが向いてる気がして、
仕事でも自分の作業分はサクッと終わらせて
周りを手伝ったり、わからないこと教えたり、
チームやルールの問題点を見て業務改善したり、
リーダーやメンバーの負担を減らすために工夫したり、
フォロー能力は自分の強みで得意だと思ってて、
そういった面では自分を活かせたかな?

返事すらもらえず苦しんだチーム形成期

おとなの500人キャンプ

正直に話すと、最初は大変でしかありませんでした。
おとなの500人キャンプは、
スタッフ経験も参加経験もなく、
広報部として具体的に何をしたらよいかも分からない。
最初に広報部として集まったメンバーは、
スタッフ活動をする意欲がありませんでした。
ミーティングに参加しない、
日程調整して決めたのにグループミーティングを
数人が当日の直前にドタキャンし
一人ファミレスで待ちぼうけ、
メッセージを送ってもリアクションがない、
プライベートや仕事が忙しすぎる、
意見出しを求めても何も出してこない。
スタッフとして活動できない人たちが
大半を占めるチームが上手く機能するわけもなく、
顔を合わせることもメッセージをやり取りすることも
できない人たちをマネジメントする能力は
私にありませんでした。

おとなの500人キャンプ

元々いたメンバーの中には、
協力的でミーティングにも出て、
活動してくれそうな人たちが2人いました。
しかし2人が同じタイミングで、
500人キャンプの参加自体できなくなったり、
体調を崩して暫く休まざるを得なくなり、
プレイヤーが私一人になってしまったときは
さすがに少し心が折れそうになりました。

ひとりぼっちの広報部から5人のチームに

おとなの500人キャンプ

そんな中、新しくメンバーが2人入り、
ミーティングにもちゃんと参加してくれるし、
私よりもミーティングの内容をまとめてくれて
足を運んで私よりも率先してポスターを貼ったり
シェアハウス広報活動で前に立って喋ってくれたり、
私の気持ちをくんで言葉をかけてくれたり、
Twitterを毎日更新したり、
しおりを手書きで作成したり、
プレキャンプに参加したり、
自分から私のタスクを手伝おうとしてくれたり、
実際に動いてくれる人たちが支えてくれるようになって、
最初は活動できなかったり、休んでたメンバーも
途中から気まずい気持ちを抱えながらも
協力しに来てくれるようになって
ひとりぼっちの広報部は5人になりました。

おとなの500人キャンプ

ある日、ミーティングを予定していたのに
台風が来た時も「電話でやろう!」と
メッセンジャーのグループ通話でつながって
今後の広報活動について、
みんなで夜まで話し合うことができて
最初誰もなにもしてくれず、
一旦は一人ぼっちの広報部だったことも、
今となってはいい思い出だったと
言えるようになりました。

みんなからもらった言葉で気づいた自分の価値

おとなの500人キャンプ

こにたんはまとめ上手
仕事が早いね
おかげでタスクが減ったよ
写真選ぶの上手だね
文章が素敵だね
この企画立ててもらえて良かった
さすがだね、完璧だね、しっかりしてる

嬉しい言葉をたくさんもらいました。

どう伝えたら参加したいと思ってもらえるか?
どう伝えたら幸せな気持ちになれるかな?
どうしたらみんなが安心してやりやすくなるかな?
話すのは苦手だから、
自分の中の伝えたい想いを全部出しきれなかったり
説明が意味不明だったりするけど
文章だったらたくさん考えてから伝えられるから
言葉の選び方、情報共有、レスポンススピードは
意識して活動しました。

おとなの500人キャンプ

嬉しい言葉はたくさんもらったけど、その中でも
「いつもニコニコしてて癒し系だね!」と言われ
いつもニコニコしてるという印象を与えられていること、
「取りまとめる能力と勇気ある投稿が素晴らしい。
とりあえずやってみよう!と行動してくれて心強い」と言われ
自分の新しい価値を見つけられたこと、
「メッセージをもらって泣きそうになった」と言われ
自分の言葉で気持ちを動かせたこと、
「こにたんが楽しそうでわたしも嬉しい」と言われ
自分の幸せを想ってくれている人がいることに
気付き、感動しました。

家と会社では得られなかった感情

おとなの500人キャンプ

普段の仕事ではやりがいは感じても
感動体験はありません。
自分が所属するチームや、他のチームと連携して、
1つのイベントを成功させるゴールに向かっていって
やりきったときの達成感。
上手くいっていないことを上手くいくためにはどうするか
一人一人能力も経験も違う人たちをどう導くか、
少しでも多くの人に500キャンプを知ってもらうにはどうするか、
問題解決力と柔軟性、思考力、
コミュニケーション力、アイデア力が試される場面があり、
家と会社の往復では得られなかった感情がありました。

準備期間は約3、4ヶ月間ですが、
当日の2日間はあっという間にとおりすぎていきました。
朝の集合、バスレク、開会式、サバゲー、ネイチャー、
ゴハン、キャンプファイア、語り部屋、朝ゴハン、
朝ワーク、ハッピーシャワー、温泉、打ち上げ…
前日もグダグダになったらどうしよう、
みんな楽しめなかったらどうしようと
楽しみよりも不安な気持ちが大きかったのですが
ふたを開けてみたらノリが良くて思いやりがある
素敵な参加者に恵まれて、
みんなが心から楽しんでくれている姿を見たら
このイベントのほんの一部でも全力で関われて
本当に本当に良かったなと思います。

500キャンプからのプレゼントは「青春」

語り部屋の中で暴露したし、
一部の人は知ってるけど、
わたしは7年間家に引き込もって
誰ともしゃべらず、陽の光も浴びず、
未来にまったく希望が持てないので
ずっと泣きながら死ぬことだけ考えて、
インターネットの中で過ごしてたので
高校と大学の青春を知らないまま大人になり
社会に出ました。

みんなで1つのイベントを成功させるために
仕事の後にMTGしたり、泊まり込みで製作したりして、
500キャンからはわたしに
青春をプレゼントしてもらいました。
高い山の頂上、険しい峠の先に待っていたのは
きれいなきれいな絶景でした。

やりたかったことをやってみよう

おとなの500人キャンプ

信頼してもらえたり、感心されたりして、
みんなの役に立てたことが本当に嬉しかった。

わたしの大好きなお別れの曲、
「聞こえなくてもありがとう」の歌詞をお借りして。
みんなと同じ場所で過ごせて嬉しかったです。
この楽しかった気持ちを大切にして、
新しい始まりに向けて頑張ります。
また会う日まで胸いっぱい幸せを見つけます(*^^*)

もっと人の役に立てる人になりたい!
もっと人に幸せを届けられる人になりたい!
まだまだ私には世の中で学ぶことがいっぱいある!
500キャンプで得た宝物を忘れずに
これからも正しいことより
楽しいことややりたいことをやって生きます!

いっしょに準備してくれたスタッフのみんな!
500キャンプに参加してくれたみんな!
キャンプ準備を応援してくれたみんな!
本当に本当に本当に本当にありがとうございました!!
わたしはとっても幸せです♪

おとなの500人キャンプ2018
広報部部長 小西真和(こにたん)(^▽^)/

■活動内容
・Facebook記事投稿(約60記事~)
修正対応、500キャン2018イベントページ立ち上げ、
アイキャッチ作成
・リーダー業務
リーダーMTG、議事録作成、タスク進行、出欠確認
・シェアハウス広報活動
アポ取り、宿泊調整、当日訪問
・しおり作成
チームスレッド立ち上げ、共有事項まとめ、
リマインド、製本手伝い
・語り部屋担当、看板製作
・サバゲー
共有事項まとめ、リマインド、練習会日程調整、
メンバースレッド作成
・プール下見立ち合い
・横断幕作成 型紙担当
・キャンプ場お礼看板作成

・振り返り会 感想文企画
・参加者コミュニティ運用企画

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小西 真和 (こにし まな)

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